1978 SUZUKI SP370

 
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4サイクル単気筒370cc
パワフルで、アクセルを開ければフロントが浮き上がってきます。
当時の販売台数は少ないので、同じバイクとすれ違うということはほぼ無いでしょう。
電装は12Vに換装済みで、ヘッドライトも明るく光量十分。
またバッテリーレスにしていますので、バッテリーのメンテナンス不要です。
街乗りに林道に遊べる一台です。

¥370,000 + tax



 



SP370 実はその車両の存在を知ったのはつい数年前。
大阪のTOKUさんが乗っていたから。
実際に見かけることはもちろん、雑誌などでも見たことがなかった。
変わったデザインだけど、そう強く惹かれるものはなく、特にその頃は、
2ストのエンジンをブンブン回すのが楽しかったから、さほど興味も持たなかったのだけれど、
ある時TOKUさんから12V化のご依頼をいただいた。
毎回の車検でヘッドライトの光量に苦戦されていたということだった。
大阪から持ち帰り、元のジェネレーターの発電量を見ると充分ある。
早速加工を進め、12Vでよりヘッドライトが明るく、そしてそれをバッテリレスで実現できた。
明るくなったのは実感できたが、実際車検の基準を上回ることができるのか、
試乗がてら友人のバイクショップへ行ってヘッドライトテスタを試させてもらうことにした。
測ってみると光量はバッチリだった。
しかしながら、このとき何より印象に残ったのは、友人のところへ行って帰る道のり。
呉から広島市内を抜けていく都市部を走る道のりだったのだが、
信号からのスタートはトルクでグイグイ、フロントが浮いてくる。
4ストなので前の車についてパーシャルでも走りやすい。
XT500などよりもひとつ軽い印象で、同じくらいのトルクに感じる。
少し地味な見た目から侮っていました。
「いやー、楽しいっ。TOKUさん、これ手放すとき声掛けてください!」
思わずそう言った数年後にTOKUさんから連絡をもらい、今ここにあります。
エンジンの重心が低くてダートラのバイクを作るにはポディションもエンジン特性も良さそうだ。
ヴィンテージモトクロスの会場でRMにこのSP370のエンジンを積んでおられる車両をみて惚れ惚れした。
RMのアルミタンクも実は持ってるんだよなあ。
でもこれ、存在を知らなかったくらいの希少車、しかもノーマル部品すべて付いてるしなあ。
当時の思い入れのある方には特に貴重な存在だろうし、そのまま残したくもある。
これまで何度となくカスタムしちゃうか、ノーマルで残そうか、葛藤のまま過ごしている。


 
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KAZUHIRO HAYAKAWA